おはようございます!
あべまつ&まぁです。
デジタル化が進みスマートフォンやパソコンをみる時間が増えています。
今回は姿勢のお話になります。
真下でスマートフォンを見ていませんか?
スマホ首
ストレートネック
(図1)
と言われる症状を耳にすることがあると思います。
図2のような姿勢が長いと頚部(けいぶ)に頭の重みが加わり
頸椎(けいつい)ヘルニアや
【※下部に説明あり】
頚椎症などの症状が30歳代から発症することもあります。
現役看護師の時に私も、
突然右肩~腕への痛みとしびれに襲われ眠ることもできず、
働いていた病院でMRI検査を受け
頸椎ヘルニアと診断されました。
ステロイドの内服と半年ネックカラー(図3)で
固定をしながら病棟の勤務。
患者さんから「看護師さん大丈夫?」と心配される始末。
医師からは「下をむいて携帯を触っているだろう?(図2)」と言われ
確認すると本当に真下を向いてました。
頸椎ヘルニアになると完治することはなく
悪化しないよう気を付けていくしかありません。
そして前回書きました「緑内障」も
真下を向くことにより眼圧を上げることになるので
注意が必要です。
スマートフォンやパソコンを見る時の正しい姿勢は?
あごをひいて目の前にスマートフォンを持ち
30cmほど離してみるようにします。(図4)
「腕が疲れてきた」と思ったタイミングが目を休める時になります。
ついつい、楽な姿勢で見がちですが、
目や首のためにも、是非正しい姿勢で見るようにしてください。
パソコンも同様に目の高さになるように台を置くなど
調整して触るようにしてください。
ヘルニア系は症状出てからの対処では完治することは難しいため、
日頃の注意が大切になります。
正しい姿勢で過ごすことを心がけてください。
※頸椎ヘルニアとは
背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が主に加齢変化により後方に飛び出すことによって起こります。30~50歳代に多く、しばしば誘因なく発症します。
悪い姿勢での仕事やスポーツなどが誘因になることもあります。飛び出す場所により、神経根の圧迫、脊髄の圧迫あるいは両者の圧迫が生じます。
日本整形外科学会より引用https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_disc_herniation.html