おはようございます!
あべまつ&まぁです。
今日は私が行っている医療的ケアの授業内で
衝撃の出来事について書きます。
世代違いなのでしょうか。
わかりやすい例えは日々勉強です。笑
さて、今回の授業は
医療的ケアの経鼻経管(けいびけいかん)栄養です。
鼻から管を通して栄養を入れる手技のことを言います。
この手技が必要な方は
口から食べることが出来なく、
消化器の働きが保たれている方が対象となります。
その対象の方は鼻から口、胃までチューブを入れています。
しっかり状態をチェックして行っていきます。
大切なチェックポイントをお伝えする際の
例で「へびがとぐろを巻く」と使っていました。
口の中でチューブが螺旋(らせん)のようなゆるみがある状態
先ほどお伝えしていた通り、
経鼻経管栄養が必要な方は
鼻からチューブを通し、
口を経て胃までチューブを通しています。
普段生活している中で、
せき込みなどでチューブの先端が
上へ上がってくることがあります。
先端が上に上がると口の中に
見えないはずのチューブのゆるみが
見えるとチューブの先端は胃ではなく、
喉元にある可能性があります。
そのまま栄養剤をいれると
誤嚥(ごいん)の可能性があるため
観察が必要になります。
栄養剤を入れる前に
大切なチェックポイントがあります。
「口とお鼻を見せてください。
口の中にチューブのとぐろなし。
鼻のテープ固定良し」と
お伝えするのですが、
チューブのとぐろが
分からない受講生さんが
最近たくさんいらっしゃいます。
「へびがとぐろを巻くと言いますよね」
と確認すると
聞いたことがない
と言われます。
ちょっとしたカルチャーショックを受けます。
今は「口の中にチューブなし。」
と言ってくださいとお伝えしています。
授業の流れを止めて集中が切れないように
日々表現の仕方にも注意しています。
そのため、介護士さんを教える講師を
目指す方向けの授業「教員講習会」に
参加してくださる看護師さんは、
年代が近いためなのか
『へびがとぐろを巻いているは
伝わらないことがあります』
とお伝えすると「えーっ!」と
驚かれる反応をしていただけます。
同じ時代を過ごしてきた
看護師さんの反応が嬉しくなります!
時代とは恐ろしいものです。
新しい言葉のチョイスも必要です。
さぁ頑張っていきましょう!