医療的ケア

何をするの?覚えるのは難しい?実務者研修の医療的ケアとは?

こんにちは。
あべまつ&まぁです。
本日は実務者研修 医療的ケアについてお話していきたいと思います。

<介護のキャリアパス>

介護福祉士を目指すために、必ず受講する実務者研修の              
カリキュラムの中に医療的ケアがあります。 

実技演習からは看護師の資格を持った先生が担当し、
医療的ケアは「動きやすい服装できてください」
「テキストに付属しているDVDを見てきてください」と、
医療的ケアの講義の前には説明があります。

実際にどのようなことを行っているのか?写真や資料をもちいて書いていきます!

はじめは学校のような授業スタイルで講義を行います。
介護士さんが医療的ケアを勉強することに至った背景や、解剖学や手技について。
介護スクールによって違いありますが、約1~2時間ほどの講義を行います。
次にグループに分かれ、専用の人形(シュミレーター)を使って吸引と栄養の5項目(下記参照)の
手技を覚えていきます。(演習)
その日のうちにテストが行われます。1~4回目はテスト同様に行われ、5回目がテスト本番となり評価表通りに最初から最後までミスなく行えたら合格となります。

<専用の人形(シミュレーター)>

【吸引】
口腔内(普通に口を開けて見える範囲)
鼻腔内(口角から耳たぶまで・
口の端から耳たぶの始まりまで)
気管カニューレ内(気管カニューレ内部からはみ出さない)

【経管栄養】
胃ろう又は腸ろう
経鼻経管栄養

実務者研修は通信+通学です。
※通信(学習)から通学の学校もあります。
通信でそれぞれの分野ごとにレポートやテスト(70%以上で合格)があり、【介護過程】【医療的ケア】それぞれ実技を行うことが必須とされています。

<吸引セット>
<演習の様子>

手順書にそって見たこともない器具を使って、必死に覚えてくださいます。
でもなかなか5回目で合格するのは難しいので、お昼休みに練習したり、一緒のグループになった方から教えてもらったりしながら、朝から夕方までみっちり練習をして合格しています。

今回うまく手技ができても、介護福祉士を受けるための講義となるため、利用者さんに行うことはできません。
喀痰吸引等研修または実地研修を受ける必要があります。

次回詳しくお伝えしていきます。

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