こんばんわ。あべまつ&まぁです。
医療的ケアのご質問part2です。新しくご質問いただいたことについて書きます。
とても専門性が高い内容ですので、このページ内に詳しく書いています。参考にしてください。
本当に難しくて私も毎日勉強勉強の日々です。
Q4
サービス的高齢者住宅で喀痰吸引等研修1号で学ぶ行為を行いました。気管カニューレに人工呼吸器がついている方に吸引を行うにはどうすればよいですか?
A
実地研修を修了するだけでは行為を行うことはできません。
喀痰吸引等研修1号の実地研修修了後、もう一度人工呼器を装着している方を対象に、実地研修で行った吸引の3項目を行います。無事に基準を満たし研修を終えた後に、1号研修(人工呼吸器を含む)が実際に行えるようになります。
※ 再度行う時は登録研修機関を通して行います。個人、または施設で行ったとしても認められません。違法行為になります。
回数は1号研修で口腔内吸引10回以上、その他の行為を各20回以上を行い合わせて90回以上の実地研修で修了させます。その後さらに、人工呼吸器を装着している方で吸引の実地研修を口腔内10回以上、鼻腔内、気管カニューレ内吸引を各20回以上追加で行いますので合わせて50回以上行ったとなります。90回以上+50回以上それぞれ満たした回数を合わせて、140回以上の実地研修が必要となります。
3号研修は在宅用のものですので、サービス的高齢者住宅で行為を行うには1、2号研修が必要となります。
★お世話になっている施設様よりお教えいただきました。ありがとうございました。
Q5
理学療法士の方も吸引ができると聞いたのですが?
資格証明書はないですが、解剖や嚥下(えんげ)についても勉強していることから、病院での実地研修などを受講すると吸引行為を可能になった理学療法士さんがいます。
学校のカリキュラムにも吸引などを想定した学習があります。
★教員講習会を受講してくださった看護師さんから教えていただき、尊敬している講師の先生が詳しく調べてくださいました。
今回はかなり難しい内容でしたので、わからないことがあれば遠慮なくご質問ください。
では、また質問がありましたら発信したいと思います。よろしくお願いします。
喀痰吸引等研修をまとめたブログはこちら